何かにはまると一直線。とにかくあきるまで突っ走る。旅キチで、映画好きで、食欲魔人な日記です。最近シドにドハマり!!


by kanamejakushi

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食べて、祈って、恋をして─女が直面するあらゆること探究の書

食べて、祈って、恋をして─女が直面するあらゆること探究の書_e0172592_1381324.jpg


ちょっと前に読み終わってましたが、
映画原作読んじゃったシリーズってわけで
ジュリア・ロバーツの主演で映画化した「食べて、祈って、恋をして」の原作
「食べて、祈って、恋をして─女が直面するあらゆること探究の書」を読んでみました。

読み始めてすぐにびっくり!
なんでこれジュリア・ロバーツ主演にしたんだ???
えっと、32歳とかのお話みたいなんですけど・・・
役者さんの年齢と設定年齢が同じじゃなくちゃいけないとは思わないけど
10歳の差って埋めがたいよ~

しかも、なんて賢そうというかおしゃべりっぽい魅力の著者エリザベス・ギルバート!!
正直言って、ジュリア・ロバーツって全然賢そうにもおしゃべりにも見えない・・・・(^-^;)
いえ、どうも著者もかなり美女路線な気はするんですよ
がんがん恋に落ちて、ころころと恋人が変わる生活を
結婚前までは続けてたってことだし、結婚が破綻した直後の
離婚成立前だって恋人できてるし(ノ∀`)
でもそれってただ外見的に美しいだけじゃなくて
この人のなんというか、いろいろ迷っちゃってるような魅力というのかな
人懐こそうというか、社交的かつ気を回せるんだけど
自分が迷っちゃってるから、男がつい手助けしたくなる雰囲気がありそうというか

なんせ本書は、結婚生活が破綻して、恋人ともうまくいかなくなって
離婚の為に自己資産のほとんどを旦那に持っていかれた人気作家が
この旅行を本にすることを決めて、その原稿料を先にいただけることになって
1年間を3分割して、
1、イタリアでイタリア語を習う。
2、インドで修行(予定では後半旅行のはずが全部修行に)
3、バリ島で占い師に再会しに(恋するつもりじゃないけど落ちた)
この3箇所に滞在して「女が直面するあらゆること探究の書」という
とにかく自分がぶつかって、あがいて、
思い出して、苦しんで、抜け出して
っていう、考えた場所はイタリアやインドやバリっていう特別な場所だったけど
それは彼女にとって、逃げ出した場所なのではなくて
「行ってみたかった場所」で、彼女の財政がそれを許したにすぎない
って話だなって思ったわけです。

もちろんイタリアンがおいそうだったり、インドの修行ってのにも興味があったり
バリ島の美しさだとか、そこにでてくる人たちってのも魅力なんだけど
なんといっても、著者の内面の浮き沈みが興味深いのです。
だから、仮に彼女に原稿料を提供する出版者がなくて
彼女がニューヨークで生活しながら
「女が直面するあらゆること探究の書」というのを書いていたとしても
同じように魅力的だったんじゃないだろうかというぐらい。

つまり、なんというか。この本の魅力は
まったく映像化にむいてないなと思ったわけです(ノ∀`)
もしくは内容が濃すぎて、この1冊を映画化するなら4本にわけないと!
その1.離婚劇における男の汚さコメディと若い恋人との破綻
その2.イタリアでイタリア語と友達と楽しそうだけど、鬱と闘う
その3.インドで修行していろんな人と触れ合うということ
その4.バリ島で、我慢しようとおもいつつもとうとう恋に落ちるということ
せめてこんぐらいやらないとこの本の魅力をだせた映画は作れなかったと思うし
こんだけ作者の内面の話を、2時間でやろうってなったら
内容はばっさり無視して、全体と、おもしろかった設定だけもらって
「美女が3ヶ国めぐります」って話にされちゃうんだろうな~って感じでした。

もうさ、あの映画はもっと開き直って作った方がよかったよね。
イタリアで恋を我慢して、インドで元彼を思い出して、インドネシアで恋に落ちて。
そんな人気作家のラブコメディにしちゃえばよかったのに。
と極端なことを思ったのでした。
主演はあくまでも、ジュリア・ロバーツじゃなくてね(^-^;)

感想になってるんだかなんだかわかんなくなってきましたが。
この本とってもおもしろかったです!
恋がうまくいかなくなって悩んだことがある人なら
どこかしら共感できるかもだし、著者をはげましたくなるだろうし
ハラハラしたり、うらやましく思ったりと楽しめると思いました。
by kanamejakushi | 2010-11-30 14:27 |