何かにはまると一直線。とにかくあきるまで突っ走る。旅キチで、映画好きで、食欲魔人な日記です。最近シドにドハマり!!


by kanamejakushi

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モロッコ⑥

買い物三昧&初めてグルメ編




1月2日

モロッコ⑥_e0172592_1431658.jpgこの旅行で唯一自分達の意思で目覚めの時間が選べる朝です。それでも早起きしてしまう私。中庭に朝食用のテーブルが用意されています。お隣の席ではフランス人のおじさんが一人で座っています。奥さんは朝食をとらないで寝ているらしいです。
定番のオレンジジュースとパンとハチミツとジャム、なぜかモロッコ⑥_e0172592_1432456.jpg(使いやすいように?)ちりちりに削られてるバター、紅茶。そして、ヨーグルトが一人一個ついてくるのがうれしいです。朝はあまり食べないlaraさんもヨーグルトはうれしかったようでおかわりをリクエストしますが残念ながら一人一個だそうです。見た目は油揚げみたいな、パンとクレープの中間みたいなのがでてきます。ジャムとバターをぬっていただきます。
のんびりとしながらも本日の計画をたてていきます。なんせ私は明日帰国、実質最終日なのです。明日のマラケシュ滞在を少しでも伸ばすべく航空会社に行って国内線を予約できないか聞いたり、郵便局に行ったり、お土産用に両替も必要です。
 コンビニのような小さなお土産屋がポツリと一軒でありました。ちょっと見ようかと入ってみると、意外な品揃え。店の奥にバブーシュ(モロッコのスリッパのような靴)がぎっしりです。あれもかわいい、これもかわいいと見ていると、「どれでも100DH、ラストプライス」と声がかかります。この値段、ぼったくりなし交渉目標のお値段です。品揃えよし、お値段よしときたらもうこれは買うしかない。二人とも燃えまくりです。あれもこれもと引っ張り出し、色違いを奥からだしてもらい、サイズ違いを引っ張り出してもらいと、吟味しまくりです。残念ながらお会計の時になって、100DHなのは踵のないスリッパタイプのもので、踵の厚いサンダルタイプは150DHといわれてしまいます。それでも良いお値段ではありますが、やはり量も買うわけですし、ちょっとだけ値切りました。そして二人とも歩き出してまだ最初の目標地点の半分しか進んでいないのに大荷物を抱えることになったのです。
モロッコ⑥_e0172592_14344860.jpgさて、おもいきり時間が押したため、郵便局はパスして銀行で両替(ユーロを持っていったおかげでATMで!)、航空会社で国内線の予約は、残念ながら希望時間はどれも満席で取れず、用事をすますのに右往左往して、ついでに道もじぐざぐと進み、気になったお店をひやかします。そして、巨大スーパーマーケット「マルジャン」
モロッコ⑥_e0172592_14362170.jpgに行くためにタクシーをひろおうとがんばっていたのです。地図があるわけでもなく、方向と名前、タクシーで何分とかそんなことしか情報はないけれど、ぜひぜひ行ってみたい。外国のスーパー大好き!しかし、特にタクシー乗り場といえるようなところもみつからず、今いる場所からどちらの方向に進むのかもわからず、とにかくタクシーがひろえそうな場所をまずさがして、また右往左往です。
タクシーを発見するたびに手をあげてみたりしますが、けっこうどれもお客さんが乗っているのです。そして、たまに乗っていないとお値段が「100DH」いや、それはいくらなんでもないでしょう。空港までの目安がその値段以下で乗りましょうなのですよ。
そんな中、信号でスピードを落としていた一台のタクシーにlaraさんが、指をこするお金のジェスチャー付で値段を聞きに行くと、断られて歩道へ戻ってきました。
「だめだって、I don’t makeって言われた。」
「それはきっと、両替と間違えられたかも」
 スーパーの名前はマルジャンですが、フランス語でお金はアルジャンです。信号でいったん停止しスピードが落ちていたとはいえ、走行中にいきなり外人に「お金」と声をかけられたらびっくりですね。身なりがきちんとしてるので両替と間違えられたと思うけど、これがインドとかでどっぷり旅行につかってきた方とかだと下手したら物乞いと間違えたかもしれません(笑)
 結局、駐車場に泊まっていたタクシーのおじちゃんに声をかけて値段を交渉し、結局その値段でおっちゃんが走ってるタクシーを停めてそちらに乗るというややこしい方法でマルジャンまで進むことができたのでした。
モロッコ⑥_e0172592_14381712.jpg 巨大スーパーマーケット。私たちの感覚だと平屋のホームセンターって感じの概観です。手前に専門店ぽい並びがあり通路をはさんで中心部左にレジが並び、右にサービスカウンターなんかがあり、さらに左右端は柵のように仕切られ、奥が買い物エリアといった感じです。中は撮影禁止で、ガードマンというか監視ぽい人がちょこちょこいます。私はバブーシュを入れた大きな黒いビニール袋を持っていたのですが、買い物エリアには持ち込み禁止と監視員に声をかけられ、サービスカウンターというかクロークに預けて引換券をもらいました。なんか段ボールに手書きみたいな感じだったかと。
 外国に行くと、スーパーとかコンビニとか、マクドナルドとか自分の身近にあるところに行くの楽しいですよね。微妙な品揃えの違いだったり、微妙なのにぜんぜん違うって感じがおもしろかったり。変なところで日本語見つけたり、思い切り間違った日本語だったり。そして、スーパーは定価なのがまたうれしかったりもします。
 というわけで、萌えました。あっちもこっちも見て回り、戻ってまた考えてという感じです。中でも一番悩みまくったのが、タジン鍋です。私は旅行前から絶対に買って帰るつもりでいたので、柄とサイズ選びに悩みまくりです。柄が手書きなのかまた微妙に違うし、作りがあまりしっかりしてないというか、かみ合わせが悪くてがたがたしすぎるのとか、とにかく吟味が必要だったのです。それにしても安い!39DH(430円ぐらい)です。
 他にもお土産用にナッツを買ったり、晩酌用にビールとおつまみを買ったり、お土産になるかと食器なんかの前で立ち止まってみたり、民族衣装の前で立ち止まってみたり、お土産売り場の前で立ち止まってみたりと、とにかく吟味を重ねた結果。
 これどうやって持って帰ればいいんだろうか?
 というぐらい、大量のご購入となったわけです。しかも私は、バブーシュを預けてあるので、それもあわせるととてつもない量です。ここから宿に帰るのも大変だけど、明日帰国するのに持って帰れるの??って疑問がわくほどです(笑)←笑い事じゃない!?
 まあ、なんとか抱えて動ける形にまとめて、でもカートに乗せたまま、まずはタクシー探しです。運よくお客を降ろしているタクシーがありますが、こちらの足元を見てきます。100DHからゆずりません。街中なら即行でパスです。しかし、ここでパスしたら次がくるかどうかがわかりません。旧市街の中まで入ってやる。いい値段だと繰り返しまったく値段は下がりません。もう降参です。こんだけ買い物してるんだもの、金持ってると思われてるんでしょうし、もういいや、帰りたいです。トランクに荷物をつめこんで、割れたら困るタジンだけ手持ちにして、laraさんがカートを置き場に戻しに行ってるところで、3台分ほど離れたところで、ガツンという音が(^-^;)駐車場ですので、そこから車をバックで出そうとしたフランス人と思われるでっぷりした老夫婦の車と地元ぽい人の車ぶつかってしまったのです。たいした被害でもないようですが言い争いが始まりました。そんな顛末の行方をみることもなく、さくっと出発してしまったんですけどね。やはり外国で運転なんて怖いなとちょっと思ったのでした。
 タクシーはあっという間に旧市街に着きます。やっぱり100DHでは高いよねなんて話してもみますが、旧市街の中に入っていった途端、歓声を上げちゃいます。お店が近い!っていうか、道が本当に細い!絶対Uターンできないというか、車がここ通っていいの??という感じです。石畳でごつごつと揺れるし。お店の前に吊るされてる商品なんかが目の前にでてきます。正直こんなささいなことが楽しいです。日本なら絶対に車両通行禁止ですよ。この体験にだったらまあ100DHはらってもいっかなんて話をしてしまいました。
 さすがに、最後の道は細すぎて車幅ぎりぎりもないような道なので、路地の入り口でストップでしたが、大荷物を抱えていると、チップ目当てのガキが寄ってきます。正直めんどくさい。荷物預けて20DH払ってもいいんでしょうが、自分で持って、自分であるけるのにチョロチョロとすぐ前を歩き、ここか?、ここか?とそこらじゅうの宿のありかを教えていったりするわけです。案内の押し売りです。結局宿までついてきて、本当についてきただけの形なのにマネー!マネー!とやられるわけです。もちろんあげる理由がまったくないので上げないけど。こういう観光客ずれの仕方してるのを見ると怒りもあるけど、ちょっぴり悲しくなったりします。子供だから単純というか短絡思考なのはしょうがないとも言えるけど、この価値観のまま大人になられたら嫌だななんてね。
 荷物も置いて身軽になったところですが。もうすっかり昼時を逃してしまい、もうパスしてしまうことにしちゃいます。
 さて、フナ広場へと歩いているとお土産屋さんがたくさんあるわけで、先ほどスーパーで私が買ったのと同じタジン鍋もおいてありました。値段を聞いてみます。
「300DH」
 ふざけんな!およそ8倍の値段ですよ。もちろん値切られる前提の値段を言ってくるとはいえ、知っている金額が薄利多売のスーパーの値段とはいえ、あまりにあまりだと思いますよね。もちろん、値段聞いただけでスルーしてくるわけですけど、こういうぼったくり値段聞いちゃうとちょっと悲しくなるのです。
モロッコ⑥_e0172592_14392220.jpg さて、忘れていました。まだ絵葉書を出していないのです。フナ広場の郵便局に切手を買いに行きます。正面入り口から入って聞いたら、「ここじゃなくて、でて左側の2番目のドア」と言われました。んで、建物の左というか正面から見たら右側の2番目の扉から入って、郵便物の量りのあるカウンターで聞くと、やっぱりまたここじゃない・・・えー。郵便局なのに切手ないの??って感じですが。「隣だ」ってやっぱり言うわけです。はい、郵便局の建物ではなくて、その隣の建物の「2番目のドア」に絵葉書がたくさん売ってるお店があったのです。昨日、もし郵便局に行けなかった場合切手を売ってるお店ということで、Aさんから聞いておいたお店でした。説明を聞いてる時に地図を持っていなかったので概要をうろ覚えだったのですけどね。なんとか切手をGET。しかしハガキ1枚につき切手を3枚ずつ貼らないといけないのです。日本と違ってシールになってるところがありがたい。お隣のカフェに座ってミントティーを飲みながら作業です。
モロッコ⑥_e0172592_14453172.jpg お次の目標はヘナ!ヘナ(植物)の粉末に水を混ぜて、手とかに模様を描くとオレンジ色に染まって(茶色とか黒もあるけど、そっちはかなりきついらしいです。肌が弱いとかぶれるなんて話もありました)2週間ぐらいは模様が残るということなのです。フナ広場にはヘナおばちゃんがたくさんいて、客引きもなかなかしつこいし、あまり評判がよろしくないとは聞いていますが。でもね、もう最終日なんです。他にいいヘナなんて知らないし。一応宿でやってくれる人を呼んでくれるところもあるなんて聞いていたので宿でも聞いてはみたんだけど、フナ広場でできるよって言われちゃったんですよ。
 とりあえず、おばちゃん達がみんなもっているサンプルの写真を見せてもらいます。花柄でもけっこうパターンがいろいろでなかなか気に入ったのが見つからず、3人くらいでかたまってたおばちゃんのを全部、何度も見せてもらってやっとこれならいいかなってのがあったので値段を聞くと、片手なら「100DH両手なら200DH」いくらなんでも高すぎです。もちろん値切られる前提の金額なのはわかってますが。といっても、ヘナの目安の値段がぜんぜんわからないんですよね。ガイドブックにもいくらでしたって書いてた人がいないというか、「10だっていうからやったら10DHじゃなくて10$だって話になってもめた」とかいうトラブルとしてでてたので目安にもならないっていうかね。
 とにかく、そのおばちゃんに対して値切っていくわけですが、なんかほんと値段交渉めんどくさいし、いいんだか悪いんだかわからない。一応両手で80DHまで下がったのですが、なんかね、わかんないし、まだ高すぎる気がするなんてうなっちゃってたら、他の客になりそうな人が通ったのでそちらに写真を渡しに行ったりしてるので、ちょっとギブアップで写真を返してそこを離れました。多分、めちゃくちゃ吟味してたから足元を見られたってところもあったんだろうなとは思う。あの値段。
 そして、またすぐにヘナの今度はおネエちゃんです。また同じように写真を渡されます。今度は何冊も見ないでも、まあこんなもんかなというのがあったので値段を聞いてみました。
「両手なら80DH」
 先ほど値切った最後の値段から交渉スタートですよ・・・
 そんでね、交渉は始めたんだけど、なんかちょっとめんどくさくなってしまったのです。宿の案内に荷物を持ってもらって20DHでしょ。ならさ、このおねえちゃんにむきになって値切んなくてもいいじゃん。って思って。両手で40DHでお願いしちゃいました。多分払いすぎ気味なんだとは思う。多分ね。でも、自分でもういいやって決めた額だからまあいいです。
 左手にやってもらっているうちは、なかなかの手際でまあまあなんて思ってたけど、右手はちょっと手抜きで雑になったぞ。絵の流れの方向とかで得手不得手なんてレベルじゃない差だけど、これって書き直しがきかないのでまあしょうがない。まあ、いいでしょうというレベルだしね。両手がふさがるのが最初にわかっていたのでカメラと支払いのお金をlaraさんに預けていました。もちろん、最初にlaraさんにお金を預けるタイミングで金額をしっかり確認させて、後からぼったくりをさせないようにって意味でもあったんだけどね。で、支払いを済ませた後。私のカバンにつけていた革製の黒猫のマスコットをプレゼントしてくれないかと言われました。まあ、あげないし、あげなければいいわけですが、ぼったくりがないと、そういうおねだりがあるのかー。と、ちょっと笑えるというか、せこいというか、「これはもらいものだからあげないよ」って言って断ったんだけど。自分で買っててもあげるほどのこともないよ。両手とも完璧で、すばらしいってほどの仕上がりの模様を描いてくれてたら、自分で買ったものだったらあげちゃったかもしれないけどね。だってそれがチップだよね?
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 まだ夕食の約束まで時間があったのでさらに散策です。野菜市場のようなところをみてみたり、安宿街をひやかしてみたり。と進んでるうちに、服屋さん発見。なんか地元っぽいお店です。パーカーになってるジュラバとか、いかにも民族衣装ぽいパンツとかたくさんあっていい感じです。お店にいたおっちゃんが作っているそうな。なかなかやるねおっちゃん。ついついかわいいパーカーのジュラバが気に入って、これも買う、そっちも買うってことに(^-^;)私は気に入ると決断がむちゃくちゃ早いのです。すっかり暗くなってきたので待ち合わせの場所へ戻っておくことにします。
 途中の路地でサボテンの実を売ってる屋台があったので1個ずつ購入。皮をむいてもらって受け取りかぶりつきます。くせがなく、甘味は薄めですが、やっぱりうまいです。
 まだ時間がちょっとあったので夕べも行ったスパイシーなお茶を飲んで身体を温めながら、フナ広場の奇妙ななペットボトル釣りゲームを遠目に眺めておりました。
 さて、この後やっと夕食の集合なわけですが。この主旨がですね。初めて食べ物にチャレンジ!なのです。それが、2件の屋台にあるわけですが、残念ながら私は両方とも食べたことがあってですね、初めてではないのです。というわけで私は、他の人のチャレンジを楽しく見守ることになるのでした。
 まず集合して最初は、お約束のオレンジジュースです。(果物を食前に取るのは身体にいいのよ!)今日は地元にお住まいのAさんがいるわけですからお店のチョイスは基本おまかせです。オレンジジュース屋台がずらっと並ぶ方(私たちが毎度飲んでいたあたりとは反対側に位置する感じでした)にむかいます、その中でも毎度行くという屋台。オレンジジュース3DHでした。私たちが10DHで飲んでいたとAさんに話すと、グレープフルーツじゃなくてですか?と、そういえば値段が書いてあったのはグレープフルーツだったお店もあったような気がしなくもないです。大きな通りに近い方で飲んでいたので観光客ならこの値段で飲むからと最初から高い設定だっただけかもしれません。写真を見返すと、毎度飲んでいた屋台はオレンジに10DHとちゃんと書いてあります。グラスのサイズはほぼ一緒です。がっくし。
 気を取り直して、前菜の一品目ならぬ一軒目の屋台です。
モロッコ⑥_e0172592_1453060.jpg エスカルゴ君です。私はガーリックバターのだとかけっこう好きだったりしますが、ここはスパイスで煮てある、超シンプルな一品です。見た目もすっごくシンプルです。出汁がよくでていてうまいです。まだ何件も行くのでプチのお椀でいただいたのであっというまに食べてしまいました。ただ一人laraさんを除いてはです。
「味はおいしいんだけどね・・・・」
 実は、最初に自分の前にきたお椀を私のと交換しました。おもいっきりつのが見えていたから。味はおいしいとわかっていても見た目のきびしさに、めずらしくペロッとはいかなかったようです。出汁まで飲み干せるほどおいしかったのにね。
モロッコ⑥_e0172592_14565085.jpg そして2件目は、これは初めてとは関係ありませんが、やはり前菜の次は魚でしょう!ってわけでもなかったんですが、Kさんのリクエストでエビ・イカが食べたいってことになりまして、フリットというかエビのから揚げ、イカのから揚げって感じでしょうか。イカやエビなんかはAさんもあまり食べないそうで定番の屋台がなく、ちょっとよさげなお店をお客の数なんかを見ながら決めました。そして、ここのおっちゃん日本語を少し使ってきます。というわけで、ここの注文はKさんがビシっといたします。
「イカ・エビ・ナス・ピーマン」指を折りながらゆっくりと、はっきりとした日本語で!はい、これでちゃんとオーダー通りました。
 個人でツアー以外の宿を手配したKさん。英語があまり通じないことが多くて、フランス語で言われてもわからんよ。という苦労が多かったそうで、日本語が通じてうれしいとニコニコです。これはほんと、屋台のおっちゃんありがとうですよ。
 シンプルな料理はうまいですね。2件目もペロッとなくなりました。しかし、今までの魚の屋台が安かったせいで、会計の時にちょっと高く感じてしまいました。ほんの一口ずつって感じで80DHだったのだけど、これってイカとかエビは高いんだねって話なのですけどね。ちょっとせこかった自分に反省(^-^;)
 さて、お次の屋台の前にちょっと脱線(じらし?)です。食事している間にもいろんな話をするわけですが、マラケシュの街路樹のオレンジのお話です。実がたくさんなっているオレンジがそこらじゅうに植わってるので、あれは食べないのかが気になってたんですよ。ここはAさんに聞いておかないとでしょう。
「あー、あれね。よく子供達が学校帰りとかに」
って、聞いたら、その後続くのは「つまみぐいしてますよ」とかですよね?しかし正解は
「投げたりして遊んでますよ。」
食べないんだ?投げるんだ?日本で考えるところのどんぐりですか?街路樹のオレンジは品種が違うんだかぜんぜんおいしくないものなんですって。苦いとか渋いとか。
路地でリヤカー引いてオレンジ売ってたおぢちゃん、街路樹もいできたんだろうなんて噂してゴメンよー。
モロッコ⑥_e0172592_1514453.jpgそしてそしてメインイベントです。Kさん、Aさん、laraさんが初めてだという。羊の脳みそ!お店のおっちゃんが部位をポーズ付で「あたま、あし、肺」なんて日本語でやってみせてくれます。
 Aさんが脳みそ1皿と、いろんな部位の盛り合わせを3皿頼んでくれます。「白子が好きならおいしいと思えると思うよ」モロッコ⑥_e0172592_1523935.jpgと、私は勧めますが、「うーん、そうかも・・・・・」という反応。一口食べて、もう食べてみたので・・・まずくはないんだけど・・・という、やたら行間のある感想(笑)それにもう3件目ですのでお腹がちょっとふくれてきたのもあり進みが遅いわけです。お茶を勧められますが、甘いお茶ということで私だけ辞退。しかし、甘くてもこれが肉の脂を流しこむのに良かったようで、断らないほうが食べやすかったそうです。
 肉の盛り合わせの中に、おっちゃんが肺と言ってた部分ですが、肺ってのは間違いだという話になります。隣にいた現地のおばさんに「ポワトリンなの?」と聞いてみますが、私の言い方では通じません(笑)Aさんが聞いてくれて、やはりこれは羊の肺ではなくてポワトリンだということがわかります。ポワトリンとは胸=おっぱいのことだったりするのです。昔ね、「美少女仮面ポワトリン」とかいう、女の子のヒーロー物がテレビでやってたんですよ。それで、だいぶたってから、「美少女仮面おっぱいちゃん」って意味なんだよー。って聞いたのがあまりにインパクトがあって忘れられなかったのですね~。
 さて満腹になったので少し休憩をかねてスークをひやかすことに。私はずっと買おうと思っていた前開きタイプのジュラバを購入。ちょうど寒くなってきていたのでその場で着てしまいます。これは日本でも着られそうなタイプです。さて、あるおっちゃんのお店で足がとまりました。定価が書いてあるのですが、それがAさんも認めるちゃんとした値段。一応法律で価格を書くことになったらしいのですが、お店によってかなりぼったくり値段だったり、まあちょっと値切り前値段という感じだったりすることも多いようなのですが、このおじさんの書いてるのは値切りの必要ないお値段とのことで、おっちゃんいい人だ!というわけで、ここでお土産品の追加購入。いつも遊びにいく、ちびーず3人にちょうどよい物をここで発見なのです。なんか、私ぎりぎりまでお金使ってる感じになってきてます(笑)
モロッコ⑥_e0172592_1534947.jpg さて、最後の〆はやはり定番のスパイシーなお茶です。最後ともなると感慨深いお味です。最後までガールズトーク炸裂。むふふ。
 Kさんとは、ここでお別れです。また日本で会いましょうと約束!きっとですよ!
 Aさんは、宿に書類を受け取りにということで、宿まで一緒に。スーパーでビールを買ってあったので晩酌をお誘いしましたが、私たちと違って明日もお仕事なわけで帰宅していかれました。またモロッコででも日本でも再会しましょう!
 さてここですぐにビールというわけにはいきません。パッキングを済ませないとなのです。明日は朝からひたすら移動ですから、眠くなる前になんとか持ち運べる形にまとめないといけません。いつもお土産用に黒いバックをリュックにいれてきているのでそちらにぎちぎちに詰めていきます。タジンは手でもっていかないと絶対割れます。クッションカバーを買ってあったのでそれをはさんで、ターバンでくるんで手持ち用パッキング完成です。比重の重いナッツをリュックにぎっしりと詰めます。もう、すべての持ち物がパンパンになるほど詰め込み、なんとか持って動ける形に仕上げました。往きの4倍くらいの荷物になっていました(笑)
 ということでやっとのパンキング終了後、laraさんと二人最後の晩に、最後の晩酌を宿の中庭でいただきました。薔薇がかざってあって雰囲気ばっちりです。最後のガールズトークです(笑)
 私たちが部屋にひっこむと、宿の兄ちゃんが明かりを消しにでてきました。夜中まで外で話して待たせてたのね。ごめんね。
モロッコ⑥_e0172592_15695.jpg

by kanamejakushi | 2009-03-17 14:10 | 旅行