何かにはまると一直線。とにかくあきるまで突っ走る。旅キチで、映画好きで、食欲魔人な日記です。最近シドにドハマり!!


by kanamejakushi

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インドネシア⑦

5日目前半です。

エステ行って、バビグリン食べて、迷子になりながらお土産買いに行ったのです。







5月6日

 やっぱり早起きです。目覚ましをかけたわけでもないのに目が覚めるのは、旅行先だからなんですけどね。
 また風呂入って、すぐに朝食に向かっちゃいます。
 一昨日と同じくらいの時間に行ったはずですが、格段にお客さんの数が少なくなっていました。月曜の朝と水曜の朝の違いですから、他の国の方には、あんまりその違いでの差はなさそうですが、日本の場合連休を使ってきていると、夕べ帰国しないといけないわけです。ちょびっと罪悪感と優越感。ふっふっふっ。
 いつものパターンで、果物とサラダとオードブル。そしてやたらにつまった感じの海苔巻きとチーズで1皿目。
 飲み物はマンゴージュースと紅茶です。
インドネシア⑦_e0172592_1042889.jpg

 2皿目は、パッタイ(タイの焼きそば)、目玉焼き、えびせん(1枚ってちょっとさびしい)、フレンチトースト。ソト・アヤム(チキンスープ)
インドネシア⑦_e0172592_10422464.jpg

3皿目は、やっぱりインドネシア料理を食べておかねばと、ナシゴレンに、また1枚えびせん、酢豚に見えるけど酢魚って書くとなんか変ねスイート&サワーフィッシュと書いてあったのです。酢豚は英語で書かれているとスイート&サワーポークだからね、酢豚の魚版です。オレンジジュースも1杯!
インドネシア⑦_e0172592_10424058.jpg

本日も、朝からよく食べました!!
さて、本日が最終日、今夜飛行機に乗って帰らねばならないのです。だから、普通なら水着を濡らすと持って帰るのが面倒なので、プールはあきらめるのですが(とか言って、古い水着持っていって、最終日の朝泳いで捨てて帰ったことあるんですけどね)、プールの上の段で泳いでないのが気になったので、やっぱり泳ぐことにしました。チェックアウトが夕方4時なので、ベランダに干しとけば乾くのですよ!!気になった理由が変だと思いますが、私はどうも、「かたっぱしから」と「気に入ったら繰り返し」を両方やりたいタイプなんです。んで、今回のこの「かたっぱしから」が「泳げる場所」で、「気に入ったら繰り返し」が「お風呂」だったりします(笑)
自分でもちょっと変と思う「気に入ったら繰り返し」に、ローマでの「トレビの泉」があったりします。ローマにいる間、毎日トレビの泉に行っていました。他の観光に行くのですが、行きに寄ったり、帰りに寄ったり、なので、早朝、昼間、夕方、夜のトレビの泉を見てます。
というわけで、プールで泳いだ後、また風呂で温まり、エステのお迎えを待ったのでした。
インドネシア⑦_e0172592_10443067.jpg以前からシロダーラという油をおでこにたらすエステがやってみたかったので、選んだのがバリウィス・スパ。スペシャルパッケージの4時間で150$。JTB申し込みなので15%オフの128$。という、日本では考えられないお安い価格。いや、それでもここは高級リゾート地だから、バリにしたらきっと高いんですけどね。(逆に、最高級スパもバリには存在するので、そちらは日本より高いかも!!)
お茶をいただきながら、またアレルギーだとか、コンタクトしているかとか確認です。軽食が付くので、メニューのリクエストを聞かれたのですが、昼ごはんには、今度こそバビグリンを食べに行きたいと思っていたので、一番軽そうな物を選ぼうかと、ちょっと考えていると、
「軽食の変わりに、他のもダイジョブです。足マッサージ、フラワーバス、」
「フラワーバスがいいです!!」
 もう即答ですよ!実は、オプションで申し込もうかとか考えてたとこだったんですよ。効能があるかどうかはわからないけどフラワーバスってあこがれますよね??
 あと、やっぱりここも完璧に日本語通じています。やっぱバリすごい。
インドネシア⑦_e0172592_10455169.jpg 貴重品は、フロントのロッカーに入れて、更衣室で紙パンツと薄手のローブに着替えてサンダルをはいて個室へ移動です。
 まずはボディのマッサージ。バリ式のオイルマッサージを1時間びっしり!ほんと私は身体がゆがんじゃってるので、マッサージないと生きていけないってほど、凝りまくりなのですよね。最初は、背中全面を一気に押す感じで、そこから徐々に細かく、オイルで流すようにマッサージされるのです。ふぅ。眠りそうに心地よいです。
 お次にきちゃいましたよ。フラワーバス!!イメージというか、テレビだったり雑誌だったりで見たことあったのは、蘭だとかハイビスカスあたりをお盆一杯分浴槽に浮かべてあるようなものだったりするんですが、こちらは浴槽一面赤い花びらです!そしてやさしい、いい香り。お茶のサービスもあります。フロントで出たのとは違うお茶でした。
インドネシア⑦_e0172592_10475337.jpg

 そして、何故か張り紙が日本語のみなんですけど!?
“長く入っていただくため、温度はぬるめに設定してあります。ご自分で調整お願いします。”
 なんて内容なんですけどね。
 もしかして、この部屋は日本人専用?(笑)
 書いてある通り、本当にゆっくりのんびりフラワーバスを楽しんだのであります。私は熱めのお風呂が好きなので、長く入るにも熱めに調整しちゃったんですけどね♪
 お次はフェイシャル。もう日焼けしまくってますので、ちゃんとケアしてもらわないとなのですよ。毛穴の汚れ落としてもらって、マッサージして、パックしてもらうのです。
インドネシア⑦_e0172592_10502663.jpg そしてそして、待ってましたのシロダーラのはじまりです!
 10年以上前にですね、テレビで女優さんかなんかがアーユルヴェーダを体験リポートしてて、その中でこのシロダーラを受けてるところをやってたのを見たんですけどね、
「溶けそうに気持ちいい」
 って、言ってたのです。それってどんな感覚??おでこに油たれるのがそんなに気持ちいいの??なんで??
 もう、めちゃめちゃ興味わいたわりには、「アーユルヴェーダ」の方しか覚えていなくてですね、その後何回か海外エステでアーユルヴェーダを受けたのですが、簡単な言い方しちゃうと、オイルマッサージだけで、おでこ油は無し。「シロダーラ」って名前を覚えてからは、残念ながらインド・スリランカ方面は行っていないのです。日本のお高い値段で受けるのはちょっとね、その値段ならオイルマッサージ受けたい!!って感じで、や~~~~っと、待ちに待った施術なのでした。
 まずはデコルテとか肩とかのマッサージ。目を湿った布で覆って、古い実験器具みたいな銅製の容器からおでこに油がたれてくるのです。
 なんというか、想像していたのと全然違う感覚でした。最初は、細めに油を出しておでこのあちこちに移動させながら落としているらしく、
トトトトトトトトトト・・・・
 音が出てるわけじゃないんだけど、おでこに感じてるのが、そんな感じで。脳がこそばゆいというか、脳を掻かれてるような感覚ではじまり、ちょっと首のあたりがゾクゾクっとしてしまいました。徐々に、トトトトトト・・・が、おでこの中心に、ツーーーーって感じに変わって、何かわからないもので頭を押されてるような、(いや、油だってわかっていはいるんですけど、)そういう不思議な感覚で、溶けるまでは言えませんが、不思議な気持ちよさでした。
インドネシア⑦_e0172592_1102630.jpg 油をふきとったら、ローブを着て移動です。美容室のような部屋で、クリームバスです。
前回のところと違い、バナナの葉は使いません。鉢巻のようにタオルをつけたら、文明の利器の登場です。蒸されていきます。ここでまたお茶のサービスがありました。また違う味のお茶でした。芸が細かいです。
 シャンプーしてもらってブローしてもらって、全工程終了。お土産に小さな瓶の乳液もいただきました。
 ここで、ホテルへ送ってもらうのが普通なんですが、「Sari Dewi」に送ってもらうことにしました。バビグリンの食堂です!
 いや、ほんと、びっくりするぐらい地元なお店といいますか。送ってもらって、本当にここ?って確認しちゃったぐらい地味というか、看板だけ妙に派手ですが、市場の食堂ぐらいな雰囲気のお店でした。外観の写真を撮り忘れました。痛恨のミス(泣)でも、ほんと送ってもらわなかったら気づかないで通り過ぎていたと思うくらいです。
 ガイドブックには、みんな「ナシチャンプル」(ご飯にバビグリンがのっかったもの)を注文するようなことが出てたのですが、なんかメニューみたいなのも見えないし、ナシチャンプルって「ご飯・混ぜる」くらいの意味なので、いや、ここはバビグリン専門店なようなのでそれでも大丈夫そうではあったんだけど、一応、奥まで入ってバビグリンを食べたいことを伝えてみました。
「マウマカンバビグリン」(バビグリン食べたい)
返事はよく聞き取れなかったけど、ここで食べるか聞いてるのはわかったので、
「イニ」(ここ)
 もう、テキトーインドネシア語ですが、通じてるようです(笑)
 で、出てきたのが、バビグリンとご飯とスープ!
インドネシア⑦_e0172592_1112266.jpg

 バビグリンバビグリンと書き続けてましたが、豚の丸焼きのことなんです。丸焼き姿は見ることはできなかったですけどね(笑)豚のいろんな部分をちょっとずつ切って盛り合わせになってます。皮はほんっとにパリッパリ!一個硬すぎて食べられるか不安になったほどのもあったけど(笑)ぴり辛な味付けでおいしい!!豚だけど脂っこいということはなく、本当にペロッとあっというまに食べつくしてしまいました。
 しかし、お店の写真を撮りそびれているのが本当にくやまれますが、なんというか見事なほど雑なつくりといいますか、ローカルなお店といいますか、高級リゾートのすぐ裏手にこんな私好みな場所があったなんて!!って感じでした。お客さんも、タクシーの運転手さんが多いらしいのですが、ナシチャンプルをササッと食べて去っていきます。しかし、若い女の子が4人、近くのテーブルにいたのですが、ずっと楽しげに地元な会話を繰り広げていたところ、一人の女の子が電話をかけ始めました。まあ、若い女の子とかよくある光景ですよね。目の前に友達がいても、携帯で会話。ところが会話の内容が・・・
「モシモシ、ダイジョブ?・・・・アア、ジャアマタ今度ネ」
 おもいっきし、日本語です。不意打ちでびっくりしましたが、本当にバリ島は日本語はなせる人が多いのね。それだけ日本のお客さんが多いということですわね。
 お会計もインドネシア語でって思ったら、私ってば何故かHow much?なインドネシア語は覚えてないんですよね(笑)まあ、財布もっておばさんに近づいたらわかってもらえたけど。お値段はインドネシア語で言われました。
「ティガプルリブ」
 3万ルピア=300円弱です。(ちなみにナシチャンプルは2万ルピアらしい)
 ここから、お土産を買いにバリコレクションまでお散歩です。地図があまり細かくないので、適当に方向感覚で歩いていきます。
インドネシア⑦_e0172592_1134016.jpg 途中で、地元のおじちゃんおばちゃんが日陰で井戸端会議してたので、「バリコレクション行きたいんだけど」と聞いてみたら、私が進もうとした道と90度違う方向を指差しました。
「あらま、こっちなんだ。ありがとねー、トゥリマカシー」
 一応方向はあっちでよかったはずなんだけどな。なんて思いながら歩いていると、T字路です。方向感覚で、先ほど進もうとした方向に曲がりました。
 ゴルフ場に突き当たってしまいました(笑)一応、ゴルフ場に沿って行けるかなと、進んだら、思い切り袋小路インドネシア⑦_e0172592_11313326.jpgでした(笑)
 道を引き返し、いったん車が走る道路まで出て、素直にちゃんと地図にでている道路を進むことにしました。というか、そうじゃないと繋がってなかったようですね。ハハハ。まあ、こういう迷子が好きなんですけどね。こういう道の方がにゃんこに会えるし。
 そして、さらに迷う。
 太い道でも、枝分かれするところで、歩いてないところに行ってみたくなるんですよね。バリコレクションも違う入り口があるかなとか思ってね。大回りしようとか思ってると、離れすぎる(笑)
 まあ、半分わざとなので楽しいんですけどね。暑すぎる!!石像まで眩しがってますよ。
 やっと、素直に道に戻ってバリコレクションです。
 冷房のよく効いたスーパーマーケットで、ひたすらお土産の吟味!!
 バリならきっとこれ!!っていうお土産がわからないので、スーパーの中を歩き回りまくりです。観光地のショッピングモールのスーパーなので、悩むものが多いのですよ。
 たいした額でもないものなので、カゴに大盛り一杯ちまちま買い込んでしまいました(笑)
 のどが渇いていたので、オレンジジュースも1本。なんか、レジで飲むかっていわれたので、お金払っている時にその場でちょっと飲んでしまった。よかったんだろうか(笑)
 かなりな大荷物になったけど、がんばってホテルまで歩いて帰りました。
 で、ちょうどホテルに到着したところで、バリコレクションの送迎バスが到着(笑)
 超汗だくですので、また風呂に入って、パッキングして、チェックアウトにちょうどよい時間でした。水着もちゃんと乾いたし!
 また10分ほど前にお迎えが到着。やっぱりせっかちな私にはうれしいタイミングです(笑)
インドネシア⑦_e0172592_11122643.jpg

by kanamejakushi | 2009-06-19 11:35 | 旅行